このキッチンストーブはアメリカ、ウェストハリウッドに住んでいるトラヴィスに譲ってもらったものです。彼は恋人のレニーと結婚するために、もっと大きなガス台に買い替えるのだそうです。。。とは言え、長年使ってきたこのオキーフ＆メリット社のストーブ、彼は愛着を込めて「Little Girl」と呼んでいました。「Little Girlは届いたかい？」「彼女が太平洋を渡って日本に行くなんて信じられない！」そんな彼に、「Little　Girlはずうっと大事にするから安心して」と我が家のキッチンに収まった彼女の写真と共にメールを送ったのでした。彼が喜んだのは言うまでもありません。このガス台、白いホーローのカバートップを開けるとガス管が見えます。その中央には常に火が点（とも）っており、つまみを回すとコックが開き、ガスが通って火がつくというしくみになっています。下はオーブン、またその下は収納スペースですが、Pinocoは上段にオーブンをはめ込み、その下にはレシピ本を入れています。