Hot Waterジャグ３種です。右の２つはあめ色に変わった竹のハンドルに大変味があります。真ん中のみホーロー製で、あとの２つは陶器。特に左の小さなジャグは蓋が変わった形のピューター製で、後ろについている陶器のハンドルは、まるで三つ編みのようにねじれています。真ん中、エナメル製の2段文字HOT WATER　ジャグは、4年ほど前にお客様にお譲りし、その後他のショップさんの手に渡り、それをまたPinocoが買ったといういわくつき。日本中をぐるぐる回ってPinocoの元に戻ってきたこの子を、もう離さないからね！の心境です。このようなホーロー製のものは、体を洗ったり拭いたりする主人のために、メイドたちが1階のキッチンから何度も２階の部屋に運んだジャグでしょう。お湯を入れたジャグは重くて、女性には重労働だったのではないでしょうか。陶器のジャグは、もしかしたらお料理用に使われていたのかもしれません。用途によって、同じHot Waterでもサイズもデザインもさまざまで、またまたキッチンアンティークの奥深さにおぼれる？Pinocoです。