ソルタースケールの中でも珍しい陶器製スケール。端正なお顔（Face）に似合わず、この子はとっても重いのです！ホーロー製のお皿は軽いのに下半身はこの重量。この子を運ぶときには、まず腹筋に力を入れて息を静かに吐き出し「よいっしょ！」と自ら気合を入れなければ動いてくれません。ソルター社の創業者、リチャード・ソルターは1700年代後半に、イギリスの小さな村、ヒルストンで創業を始めました。ばね職人だったリチャードが作った最初のスケールは、釣り用に使われていたポケットサイズのばねばかりに似た、小さくて簡単なものでした。その後1825年に、彼の甥であるジョージが後継者となり「ジョージ・ソルター株式会社」を作り、イギリスで最初の「バスルーム用スケール」を作るとそれが大当たり。さらに会社は大きくなっていきました。1900年〜1950年には会社はさらに発展を遂げ、従業員は2000人を超えました。ソルター社は買収されながらも現在に至るまで名前を残しており、今やイギリスだけでなく、オーストラリア、ニュージーランド、ケニヤ、シンガポール、ポルトガルなどで家庭用スケールのトップブランドとして製造を続けています。